家庭持ちkagglerの取組み方 その2
kaggleというより、ポモドーロテクニック感想文です。
2018年末頃から、家での作業の効率化と管理のためにポモドーロテクニックを取り入れました。
それから一ヶ月ほど経過したので、予実比較や困りごとなど整理してみました。
計画と実績
- 当初計画
前の記事において、平日と週末合わせて週30ポモドーロを目標としていました。
平日2時間(4ポモ)を4日と、土日の片方(10ポモ)が目安。
- 実際
(KanbanFlowのレポートより)
出来てる週で13ポモ。年末頃は一桁でした。目標に遠く及びません。
原因として、見積もりの甘さと25分サイクルの相性があります。
まず、本にも書かれていたことですが、2時間で4ポモやり切るのが難しい。ほんの少しでも阻害要因があると1ポモ落としてしまいます。
また、後述しますが25分サイクルでタスク管理しきれませんでした。
「ポモドーロでタスクを管理する」部分はうまく機能していませんが「家族との時間を確保しつつ作業する」という点では、ポモドーロの25分作業+5分休憩のサイクルは有効だと改めて実感しています。
よかったこと
- きっちり作業をスタートできる
タイマーをスタートさせることさえできれば25分は意志の力で他ごとを排除できます。
作業開始したけどグタグタしちゃう、という状況は減らせていると思います。
- 割り込みを減らせる
25分タイマーが動いてる間は割り込まないよう、家族に協力してもらっています。
逆に「タイマーが鳴ったら話かけていい」とハッキリしているので、家族の「邪魔して悪い」みたいな不安感を軽減できている…ような気がします。
家庭の平穏のため、5分休憩は適宜延長します。
困りごと
- 集中している状態で25分サイクルを守るのが億劫
家族がいる状況では、家族との時間確保のため25分遵守して作業を中断します。
しかし家族が寝た後などは、集中している場合25分で中断することがストレスです。
ポモドーロ的には、集中を長期間継続するために作業中でもタイマーが鳴ったら中断して休憩するのが原則のようですが、 帰宅後の作業など短時間(1〜3時間)の場合、「集中を長く維持するために休憩」というのは不要な気がします。 また、年末年始にやっていたUdemy講座など25分で区切るのが明らかに相性が悪いタスクも存在します。
ただ、25分サイクルを無視すると「ポモドーロ単位でタスク管理」に困ります。
タスク管理に用いているKanbanFlowのポモドーロタイマーでは、25分+5分のサイクルで1ポモドーロがカウントされます。
休憩をとらずに50分作業しても2カウントにはなりません。
休憩を早く切り上げることはできますが「休憩タイマーを始める→中断する」という手間があります。
2タップで終わる操作ですが、集中できているときはこの僅かな手間が煩わしい。
集中を開始するという点では問題ないのですが、継続作業したいという点とポモドーロ単位で管理したいという点の両立が今の困りごとです。 ここのところは改善したいと思っています。
今後
家族との時間を確保するという点で、ものすごく有効です。
割り込む/割り込まれることをストレスに感じてしまわずに済むメリットはとても大きい。
一方、上記の通り1人で本気で集中している時は扱いに困っていて、まだ試行錯誤中です。
やり方を微調整しながら、継続していこうと思います。
また発見があったら何か書きます。
オマケ:会社にて
集中力コントロールの訓練として、家だけでなく業務でも取り入れてみました。
刺身タンポポ(Excelに画像を貼ること)会社たる弊社ですが、幸い弊JapaneseTraditionalセキュリティからKanbanFlowに繋ぐことはできました。
ですが、、、結論として、諦めました。
- 割り込みが多すぎる
職場の環境として、上司や同僚やお客さん問わず気が向いたときに仕事の話や雑談をする人が多い。 これらの人にポモドーロテクニックの理解と協力を求めるのは難しく、環境も現状簡単に変えられなさそうです。
- タスクが切り出しきれない
刺身タンポポの他に、海外拠点へのシステム導入・展開を担当しています。 特性上、作業というより臨機応変なやりとりが求められる場面が多い上に、導入先の都合が頻繁に変わり、それに対応せざるを得ません。 そのため、25分集中するタスクとして切り出せないことが多い。
ポモドーロできる状況が無いわけではないですが、散発的な上に25分完遂できないため、諦めました。 割り込みはまだ改善できそうですが、そもそもコミュニケーションがコントロールできない状況には、ポモドーロは適していなさそうです。 ある程度まとまった時間ソロプレイできるなら、活用できそうですが…