タイムライン
※仕事での開発のことはあまり書けないので、自分自身のことやオープンになっていることから印象に残っている出来事を抜粋しています。
- 1月 - 3月
- ほどほどのテンションでスタート。「小さな習慣」を始めて手応えあり
- 仕事が忙しかったのもあり2月後半に習慣が失速
- GQuuuuuuX(劇場版)を機に星街すいせいにハマる。ずっと聞いてる。
- プライベートで大きな出来事があり仕事どころではない。
- 4月 - 6月
- EMになった
- 前年からマネジメントには関わっていたので大きな変化はないかと思ったが、マネジメント系の会議とかタスクとか増えた。マルチタスクできる方だが思った以上に大変。
- 自分自身の手が届く範囲が増えたのは楽しく、やりがいある。
- 2年前に企画した第一回サマーインターンの参加者が新卒入社。エモい。
- 新卒課題のコンテンツ作成や制度設計とか色々やった
- 組織としての技術広報に参画
- 「発信頑張ろうぜ」を言って回るにあたって自分が体現できてないと筋が通らないと思い、ブログやLT、コミュニティ参加など不慣れなりに頑張った
- ClaudeCodeが登場。最初は個人課金してブン回してた。最高に楽しかった。今は会社費用でブン回してる。ずっと楽しい。
- Devin縛りの社内ハッカソン開催
- プライベートの問題がやや解消
- 子供がハマってるゲームがぷよテトからスプラに移行してあまり一緒にSwitchやれなくなってしまった
- EMになった
- 7月 - 9月
- 開発生産性カンファレンス現地参加、Drinkup参加
- サマーインターン第3回企画・進行
- メイン進行役だが仕事の忙しさとか色々あって共同運営メンバー等に相当助けてもらってしまった。自分があまり関わらなくても回るようになっているのは成果だが、もっとコミットしたい気持ちもあって悩ましい。
- PyCon JP 2025広島 スポンサー参加&進行いろいろ
- 最高に楽しかった。
- CfP出したが落選。戦略的に通しに行かないと無理だと理解した。
- Goldスポンサーとしてブース企画や非公式Drinkup開催など、ナレッジがあまりない中で相当頑張った。結果として自分も一緒にいったメンバーも、Drinkup参加者もとてもいい体験になったと思う。ちなみに当日のLTも申し込んだけど落ちた。つらい。
- プライベートの問題が再燃したりなんやかんやでメンタルが終わり気味
- EMになったり仕事がバタついたりしているなかでMPが枯渇すると「気合でなんとかする」が無理になるのを痛感した。熱量と狂気による馬力は偉大だが、誰しも沈むときはあるのでもう少しヘルシーな働き方を考える必要があるなーと今更ながら感じた。
- keep4o が騒がれているの割と分かる側だったと思う。
- 10 - 12月
- プライベートの問題が落ち着くというか受け入れるというか、少し穏やかに。
- 大阪万博、最終日3日前くらいに家族で行ってきた。とても面白かった。
- PyConが楽しすぎたのでそのテンションでPyCon mini東海のスポンサー参加を「進行とか全部俺がやるから」と会社にサクッと通して参加した。
- チーム初の合宿(という名の1dayワークショップ)を企画・開催
- 会社のZenn を立ち上げて、毎週1記事以上リリースを継続
- 今年1年の出来事のなかで一番「達成した」と思えることのひとつ。
- 何もここに書けないけど大きな打席を得て、新しいチャレンジが始まった
- 責任ある打席だが自分がやりたい、価値提供したいと思う領域であり、テンション上がっている状態で年末を迎えた。
- 新しく色々な人と関わる機会が増えてとても刺激的。
- これと関連して集中して議論するための(ほぼ)1dayワークショップを企画・開催
モチベーショングラフ

アウトプット
- 会社note
- Zenn(個人&会社)
- ECS FargateでのEmbeddingがCPUを使い切ってくれない事象の原因と対応
- [小ネタ]biome check と biome ci の違い
- DuckDBでAWS Config導入時の費用を見積もる
- Zod v4 単独でデフォルトメッセージを日本語化する
- Claude CodeのVSCode拡張が自動インストールされない事象への対応
- Visual Regression Test をして差分をAIに食わせる
- Notion MCPの特定ツールを禁止して安全に利用する
- Zenn Publication ProとGitHub連携で構築する企業向け技術ブログ執筆環境
- チームのナレッジをClaude Codeのプラグインとスキルとして、再利用可能な手段にする
- LT
総括
PKSHAに入社してから毎年「密度が濃すぎる。1年前どころか半年前が遠い過去のようだ」と感じてるが、今年は特に密度が濃く良いことも悪いことも色々あった。 EMになって見える範囲や手を出しやすい範囲が明確に広がったり、ClaudeCodeが登場したり、技術広報への関与が大きくなってZennを立ち上げたり、終盤に大きなチャレンジを持ったりと、苦労もあるが新しい挑戦や楽しみが特に多い1年だった。
個人的には採用や技術広報は広義のチームビルディングだと思っていて、そこに深く入って色々活動できたし一定やりきれたのは良い成果だった。 とはいえ色々と簡単ではなく、推進にあたっては「やりたい」より「許せない」感情で駆動していた面もあった。特定の人とか組織に対してというより「これだけWillがある人がいたり動いている人がいるのに世界が変わらないのが納得いかない、許せない」という気持ち。
プライベートでは色々あってメンタルが終わっている時期がそれなりにあった。 当然のことだがプライベートでメンタルブレイクすると仕事の集中力や気合、根性みたいなものも大きく影響を受ける。それを改めて強く感じた1年だった。 熱量や気合は大事だし、がむしゃらに頑張る時期もあっていいと思うが、個人や組織としてそれに依存しすぎるのは脆くて危険だと身を持って知った。大変だったが、得難い学びではあった。
2026年に向けて
チームや組織の在り方に直接的に関わる打席が増えていくので、そこで関わる人達がいきいき・ワクワクしてバリアを感じずに動ける場を作っていきたい。 マネージャーとしてお仕事プロトコルを話すにあたって事業的な考えも当然持つが、「優秀なメンバーが個々に色々と探索して、それが結果的に価値を生む」というのが根本的な自分の思想(というか願望)。 自分自身で深く考えるのと合わせて、語彙・知識量を増やして、アクションの質を高める必要がある。
いちエンジニアとしては、ClaudeCode等を前提とした開発プロセスがどうなっていくかは興味があり、個人の趣味としても仕事としても新しいものに飛びついて楽しみながら、次のステージみたいなものを模索し続ける。 一方で、2025年もそうだが、AIツール活用は上手になるが基礎的な技術知識の習得が鈍化しているという危機感もあり、純粋に知識をインプットして修行する時間を確保しないとマズイ気がしている。
プライベートでもう一波乱ありそうなので、2025年の学びを活かしてその時にぶっ壊れないような働き方(生き方?)を少し整理したい。
ふりかえりのふりかえり
このふりかえりを作る過程に対するふりかえり。
Keep
- 月次で手動でタイムラインを書いていたので思い出すのは楽だった。感情や愚痴も書いていてGood.
- これに加えて年始以前からObsidianにDailyNoteを作っていたのでタイムラインのAI生成もできた.
- そのまま使っているわけではなく、思い出すヒントとして利用して、このブログのタイムラインも他の文章も全て手で書いている。この形でいいと思う。
Problem
- NotionAIなどAIツールによるメモの活用度が上がった頃からDailyNoteや手動タイムラインが疎かになっている
- 1on1は会社Notionに記録してるが、DB設計がイケてなくてNotionAIがあまり役に立たなかった
- 他者に対してではなく、「自分がどういう発言をしていたのか」ふりかえりたかった
Try
- 出来事だけではなく感情のメモが残っているのは意義を感じたので、DailyNoteに枠を作る
- タイムラインはAI生成+感情を手動で書くハイブリットにして、月次でやる。
- ClaudeCodeのコマンドを作って5分で終わらせる。
- 出来事に対して、ちゃんと言語化して語彙やフレームを習得したい。
- 月次ふりかえりで、キーワードを抽出して残す枠を作る