Fukabori fm ep5のメモ「アジャイルコーチ、リーン・アジャイル」
最近気に入って通勤中に聞いているFukabori.fmというポッドキャストから第5回のメモと所感など。
注:
この記事は気になった部分のメモに自分の解釈や所感を加えたものです。
正確な記録を目指したものではないので興味を持った方はPodcast聞いてください。
5. アジャイルコーチ、リーン・アジャイルの考え方、心理的安全性とか
内容紹介
omoiyari.fmのykmc09さんをゲストに、アジャイルコーチ・オーナーシップ・リーン・アジャイル・FearlessChange・心理的安全性などについて話しているエピソードです。
ゲスト
LINEでアジャイルコーチをしている横道(?)さん。
omoiyari.fm (lean-agile podcast) #omoiyarifm
ykmc09 blog
アジャイルコーチって?
組織を良くするためになんでもするCTO直下組織。 支援して欲しい開発にパートタイムで入るチーム。だいたい3ヶ月程度入るがガッツリ開発というよりマネージャーの支援、スクラムのファシリテートなど。
ビジネス側との壁
お互いに歩み寄るのが肝心。相手はこう考えている。どうやつまたら歩み寄れるだろうか?ワークショップ、場をセッティング。
LINEではビジネス側と開発側の橋渡しが必要だと認知している。 そのため定常的な社内コンサル的なチームとしてアジャイルコーチを設けている。
社外コンサルもスポットで活用検討するが、社外は社外なのでプロダクトに対するオーナーシップに欠ける。それを上回るプロフェッショナルスキルを発揮すべきなのがコンサル。
オーナーシップ
プロダクトや会社へのオーナーシップは大事。
けどオーナーシップの向き先は色々あっていいはず。技術に対する熱意、プロダクトに対する熱意、モチベーションは様々。
誰が何をやりたいか1on1などの場で会話して理解を深める。
本人の適正に本人が気づいてないことは多々あるので気をつけるべき。
アジャイルとは?
アジャイルは価値観。
アジャイルマニフェストも「我々は〇〇を価値とする」という記述。
その価値観に基づいて行動することが大事なのであって、やり方の定義ではない。
アジャイルにも具体的なフレームワークやツールはあるがHowは問題ではない。
アジャイルの価値観の何を実現したいか?それを目指して行動することがアジャイル。
スクラムチームのスキルセット
Q. スクラムやる際メンバーのスキルセットをどうするべき?
スキルを揃えて分業するよりも専門家を揃えた方が早い場合、スクラムは不向きでは?
A. スクラムとしては個人でスキルを揃えている必要はなく、チームとして揃えるべきだと唱えている。 目の前のスキルセットや多能工化は一度置いておいてチームとしてスキルを揃えて、まずはゴールをめざす。
一方で多能工化してない状態自体はリスクなので長期的にはスキルトランスファーするべき。 その辺りは経営も含めたリスクテイクの方針次第(平準化を目指すかリスク承知でスピードを重視するか)
アジャイルの文脈では効率と効果の議論がある。効果を出すことが目的のはず。
スクラムの魅力
スクラムにも問題点はあるがスクラム自体はとてもいいフレームワーク。 やるならかっちりフレームワークに従うべき。守破離の守。
チームで作ってる感があるのはスクラムの魅力。ワイワイやりながらプロダクト作る。スクラムはコミュニケーション量がめちゃくちゃ増える。 アジャイルの価値の一つにもFace to faceの対話がある。
face to faceのコミュニケーションはやはり効果大。 DM送ればいいんじゃない?と思うこともあるが会って話す威力は絶大。オッサンになってから気づいた。 LINEでは会って話すこと(遠隔拠点への出張など)にかなり予算をつけている。
チームビルディングのコツ
言いたいことを言えるチームが良いチーム。
真面目なところは真面目に話すが普段は雑に振る舞う。言いたいことを言っていく。
具体的に何を成したいとかはないが、関わる人がイキイキ働ける環境を作りたい。 そうするときっと自分も楽しい。